ブランド開発、商品開発、製造委託、販路開拓について話せます

■ 具体的な経験の内容
カゴメの業務用営業・商品開発マネジメント、三井物産傘下のEATALY ASIA PACIFIC顧問、アイラーティ合同会社設立、イタリアチョコレート会社との専売契約締結・商品開発、自社ブランド「マーリオ×OKINAWA」、「AILATI/沖縄の恵み」、
「Doni della Naturab OKINAWA」商品開発

■ 実績や成果
・カゴメ業務用企画部では、業務用部門の商品開発・マーケティング部門の責任者として、年度計画通りの新商品開発数、売上利益を達成した。

・2015年三井物産へ出向し、EATALY ASIA PACIFICの顧問として、商品・新店舗開発について助言を行い、イタリア各地の小売業・レストラン情報の伝達を行った。

・2017年3月沖縄に移住し起業、イタリア料理店「VinoVino」の経営を行い、顧客である沖縄県の政財界・メディア関係者・食意識の高い顧客・農家・ホテルレストラン関係者との人脈を構築した。

・2019年、JALとヤマトホールディングスがパリで開催していた「Lu gout du Japon」の沖縄ウイークに参加し、沖縄食材を
　使用した沖縄料理とイタリア料理を提供した。

・2020年、南イタリアの老舗チョコレート工房マーリオ社と契約を締結し、日本での専売権契約を締結した。
　同時に沖縄県産原料を使用したチョコレートの開発を行い、「マーリオ×OKINAWA」ブランドとして沖縄限定販売を
　開始した。

・自社の5か年経営計画を策定し、「マーリオ×OKINAWA」に続く自社ブランド「AILATI/沖縄の恵み」、「Doni della
　Natura OKINAWA」を開発し、県産原料使用、沖縄県内製造の付加価値の高い食品の開発・製造・販売に着手した。

・2021年1月、日本トランスオーシャン航空(JTA)との共同開発商品として、伊江島産小麦粉江島神力、伊江島産ラム酒を使用
　した「伊江島ラムレーズンサンド」を開発し、エーデルワイス社に製造委託し、JTAの機内販売から販売を開始した。

・2021年6月、沖縄県産いちご、パイナップル、紅芋を使用した手作りジャムを開発し、　販売を開始した。

・2023年12月、糸満市の糖度の高い人参を使用した「まるごと美らキャロットピューレ」、「まるごと美らキャロット
　スープ」を開発し、販売を開始した。

・2024年1月、本部町のトマトを使用した濃縮トマトペースト「エストラット」を開発し、販売を開始した。

・2024年2月、アグー豚を使用した畜肉加工品「ンドゥーヤ」、「サルシッチャ」、「パンチェッタ」、「生ハムのパテ」、
　「生ハムのオイル漬け」を開発し、販売を開始した。

■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
・沖縄でイタリア料理店を開業し、イタリア料理に馴染みのない顧客に対して、沖縄と料理の考え方や味覚に親和性のある
　南イタリア料理を提供し、定期的に東京からのシェフを招聘しての賞味会や、琉球古典音楽会等を開催し、顧客の育成と
　ロイヤリティの向上に努めた。

・沖縄の食品やお土産は変わり映えしないという評価が多い中、自社ブランドとして、沖縄で埋もれている食材の味や
　栄養価値を再評価し、イタリアの老舗チョコレートメーカーとのコラボや、伝統的な琉球紅型をデザインしたパッケージ
　の採用等、「モダン沖縄」商品として新しい価値を訴求した。

・AILATI/沖縄の恵みブランドの開発商品として、沖縄の食材にスポットを当て、価値を高めた商品開発を行い、ハイエンド
　でユニークな商品を市場導入している。

・「Doni della Natura OKINAWA」ブランドのアグー豚加工品を製造することで、首都圏をはじめイタリア料理店や沖縄の
　リゾートホテルのシェフたちの満足水準をクリアするコストパフォーマンスの高い商品を提供している。

・製造委託先、販路開拓を進める上で、国や県の外郭団体、流通トップ、生産者などの人脈を示唆を参考にして活動した。

■ 業界構造（トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等）の知見の有無
食品メーカー・商社勤務、卸との商い、レストラン経営、自社ブランド開発などを経験し、食品業界の仕組み・課題・関心事について理解している。
日本を代表する業務用卸店経営者・トップシェフたちとの人脈がある。

■ 関連する論文やブログ等があればURL
https://ailati.world

■ お役にたてそうと思うご相談分野
事業開発、ブランド開発、商品開発、マーケティング、メニュー開発、食情報編集、イタリア関連、輸出入