機械加工や組立の設計から出荷にいたる生産技術全般の困りごとについて話せます
■背景
自動車業界で長きにわたり多くのモノづくりに携わりました。設計段階から工法検討、工程検討、設備選定、設備導入、立ち上げ、生産維持、改善などを第一線で経験しております。今なお人気のある国産スポーツカーや、世界初の量産EVや世界初新機構エンジンなどの生産技術開発と生産立上げは印象的でした。
ものづくりは生産準備が不十分だとライン立上げ時に、品質、コスト、納期が未達となり苦労します。これらの問題を起こさないようための阻害要因を排除、準備段階で織り込むべきノウハウや知見、そして大事な考え方を積んでいます。また、生産開始後の維持改善も担当しました。不具合が発生したときは原理原則に基づいて原因を特定し根本的な対策をすることが大切です。最終的にはこの対策を次の生産準備にフィードバックすることが大切です。そのための社内技術標準化や人財育成も担当しました。
ものづくりは自動化が進んでも最後は人が関わって作る、現場が価値を生んでいるという信念のもとコンサルタントを行っております。
■話せること
モノづくりにおいて、お客様から仕事をいただいて、納期通りに満足した品質のものをお届けすることは、単品でも量産品であってもとても大切です。さらにコストも考えないと利益が出ません。
しかしながら、詳細に検討し、過去の経験の上に準備しても思わぬところでつまづいたり、慢性的な問題が長いこと解決できずにいたり、後から問題が起きたりするものです。
ご紹介した経歴で一見華やかそうに見える経験の裏では、多くの失敗や苦労も重ねています。これらの経験はいまとなっては無駄ではなかったように思います。
お客様が、今現在解決できずにいる品質や納期の問題、生産能力など生産性向上の課題、これから計画しようとしている新しい部品や工法の選択や検討で悩んでいらっしゃる悩み、困りごとのご相談に乗らせていただきます。
■その他
関連する実績など
・海外事業所や関連会社の品質問題解決チーム参加
・公益社団法人の特別教育講師
・学会、大学での技術講演
・JIS審議委員
・工学系大学講師
・技術関連書籍、雑誌等の解説、編集、執筆