アナログレーザー回路、ポリゴンスキャナー、モノクロ/カラー定着、温度センサー、Ni電鋳、短期開発、不良改善について。
¥30,000~
1988年 モノクロレーザービームプリンター "アナログレーザードライブ回路の設計開発(6-10枚機)
アナログ回路の知識が無い状態で開発を命じられ、独学で回路知識を習得し回路設計をほぼ一人で進めた。
量産直前で静電気による破壊問題が発覚したが、コンデンサーの接続位置を変更するだけで、破壊耐力を大幅に向上し解決した。
1992年 部長表彰受賞" 設計開発担当
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1992年
1991年 モノクロレーザービームプリンター "世界初樹脂ポリゴンミラースキャナーモータの開発(6枚機)
従来はアルミ製だったポリゴンミラーをコストダウンのため内製樹脂製ミラーに変更した。
モーターは日本電産製スピンドルモータのコア有りラジアルタイプのDCブラシレスモータからポリゴンスキャナーの共同開発を始めた。
レーザープリンターに必要な回転性能を得るために、コギングの無いアキシャルタイプコアレスモータに変更した。
また、時折小さく崩れる回転変動を抑制するため、ベアリングのリテーナをSUS製から樹脂製に変更した。
更に、回転精度を高めるためグリスを低粘度に変更し、封入量も通常よりも減らすことで、十分な回転精度を得ることができた。
" 開発担当
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1992年
1992年 モノクロレーザービームプリンター "社内初600dpiポリゴンスキャナーモータの開発(10枚機)
従来機種に対しシステム速度を1.5倍にした機種に300→600dpiのポリゴンスキャナーを搭載することになり、三協精機と従来の3.3倍の高速ポリゴンスキャナーの開発を行った。
回転による振動エネルギーが速度の2乗の約10倍となったことで回転による振動と騒音が大きな課題となった。
従来水平方向のみのバランス取りを、垂直方向にもバランスを取ることで課題を解決した。" 開発担当
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1993年
1992年 画像評価機 "エッジ形状自動測定器の開発
縦線の直線度合いを自動で測定できるアルゴリズムを作成し、画像評価に活用した。" 開発担当
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1993年
1992年 モノクロレーザービームプリンター "業界初メインモータの開発(10枚機)
従来DCブラシレスモータだったメインモータをコストダウンのためステッピングモータに変更することにした。
選択したのは日本サーボ製のハイブリッドステッピングモータ。振動による騒音が課題となったため、モータのインダクタンスやマグネットパターンを検討し低騒音化したが、不十分であったため、取り付けにダンパーゴムを採用することで大幅に低騒音化できた。
" 開発担当
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1993年
"レーザービームプリンターの騒音対策
ポリゴンスキャナーの立ち上げ音、用紙後端の跳ね上げ音、現像器撹拌羽根の跳ね上げ音を対策し、機械全体の静音可を実現した。" 開発担当
1993年 技術開発 "業界初誘導加熱定着器の開発
短時間でウォームアップができるよう、新規熱源としてIH式の定着器の開発に取り組んだ。コイルの評価法として誘導電力を高精度で測定することにより効率よく開発を進めることができた。
2003年 公益財団法人 精密測定技術振興財団 品質工学賞 論文賞 銀賞受賞" 開発担当
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1995年
1994年 アナログモノクロ複写機 "世界初抵抗発熱体を利用した新規定着器の開発(13枚機)
定着ローラ内面に抵抗体を塗布した世界初の定着器の開発に取り組んだ。抵抗体の開発/低焼成テフロンコートの開発/高速サーミスタの開発/カーボンブラシの開発を同時に進行させ、1年間という短い期間で開発を終了させた。
新定着方式に必要な給電方法として、日立化成とカーボンブラシの開発を行った。ブラシ材料、圧接力、形状、面積、リード種類をパラメータとして最適化を行い十分な性能を得ることができた。
1995年 本部長表彰受賞。
1999年 公益財団法人 精密測定技術振興財団 品質工学賞 発表賞 金賞受賞" 開発担当
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1995年
1995年 技術開発 "シリコーンスポンジローラの開発
カラー用高速サーミスタの開発
シリコーンローラベースゴムの開発" 開発担当
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1999年
1998年 労働組合兼務 開発支部にて副支部長を2年間担当した。
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2000年
1999年 デジタルカラープリンター "世界初高耐久Niベルトの開発(20-55枚機)
定着で使用しているNiベルトのわれに対する耐久性を金属疲労であると想定し、電流-電圧特性の周波数依存を小さくなる材料を部品メーカーと共同で開発し、従来ベルトに比較し耐久性を3倍に向上させた。
2000年 公益財団法人 精密測定技術振興財団 品質工学賞 発表賞 銀賞受賞
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