リベラルアーツ学群設置
■ 具体的な経験の内容
国際学部、経済学部、文学部、大学共通科目を統合し、リベラルアーツ教育を実現する学群(学部と似た概念)を構築した。学生定員950名、教員数の110名を超えた大きな組織である。
■ 実績や成果
学内合意を取り付けるために3年かけた。文科省に対する申請書類を作成し提出し、設置認可承認を得た。
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
学内教員に多様な意見があり、それをまとめるのに苦労した。2ヶ月に一度全学説明会を実施し、なんとか合意を得るに至った。文科省に対しては申請内容の説明に苦労した。今までにない教育組織(学群)であり、学類を置かない理由等の説明に苦労した。
■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
リベラルアーツ教育として国際標準的なプログラムを実践しているとの評価が高い。
■ 関連する論文やブログ等があればURL
■ お役にたてそうと思うご相談分野
大学改組、大学運営、教授会運営、リベラルアーツ教育
■その他
地域: 日本、東京
役割: 初代学群長
規模: 学生定員950名、担当教員110名
プロフィール 詳細を見る
職歴
桜美林大学
- 教授 2011/4 - 2021/3
- 初代学群長 2007/4 - 2011/3
- 教授 2000/4 - 2007/3
- 助教授 1995/4 - 2000/3
日本アイ・ビー・エム株式会社
- 営業部員・課長 1984/7 - 1994/2
このエキスパートのトピック
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大学教務システム導入の責任者
¥30,000~■ 具体的な経験の内容 大学の教務事務のシステム化を計画し、製品の選択を行った。当然大学固有の方式があるのでそれをシステム内で実現するための責任者として関係各部門をまとめ、導入を実現した。 ■ 実績や成果 大学固有のものとして、GPA制度、GPAによる履修登録制限、アドバイザー制度等があるが、それをシステムに反映した。また、履修登録に関してはリアルタイム履修登録エラーチェックを実現した。GPAによる履修単位上限、先修条件、配当年次、所属学科等をリアルタイムでチェックし、エラーがある場合は履修登録ができないように設計した。このようなシステムは国内大学としては第一号である。 ■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか 教務事務パッケージは存在したが、実際の教務システムとして利用するためにはかなり改変を行わなくてはいけなかった。また、現場の仕事方法をシステムに合わせる必要もあり、職員の意見をまとめ一定の合意を得ることが必要であった。 ■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無 大学教務システムとしては完成度の高いシステムを構築することができ、その結果は製品に反映される結果になった。 ■ 関連する論文やブログ等があればURL http://www.juce.jp/LINK/journal/0302/05_01.html ■ お役にたてそうと思うご相談分野 大学教務事務システム導入および開発
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企業訪問を実施する職業教育
¥30,000~■ 具体的な経験の内容 情報関連企業でのSEおよび営業の仕事内容を企業訪問してインタビューすることで理解を深める授業を開発し実施した。大学3年生向けの授業としての位置づけであり、履修者の就活が始まる前に、仕事内容を具体的に聞き出すことにより就活を有効に進める目的もあった。 ■ 実績や成果 毎年5~10の情報系企業に1グループ4~5名の学生が企業訪問し、インタビューを行う。職種はSEもしくは営業で、事前に企業と話し合って決めておき、履修者はその設定の元でインタビューの準備を進める。 ■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか インタビューは仮説設定が重要であり、仮説作成のために多くの時間を要する。学生は企業活動を知らないために、ここでかなりの指導を行わなくてはいけない。授業時間外にかなりグループ面接で指導を行わなくてはいけなかった。 ■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無 情報系企業で活動していたことにより、実務か養育の面で学生にフィードバックできた。 ■ 関連する論文やブログ等があればURL https://obirin.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=2331&item_no=1&page_id=13&block_id=34 ■ お役にたてそうと思うご相談分野 情報関連企業への就職指導、企業との協力体制構築
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効果的なオンライン授業の実施について話せます
¥30,000~■ 具体的な経験の内容 2020年度から、Zoomを用いたオンライン授業が必要になった。効果的な授業実施のためには教材提示のみならず効率的な授業実施が必要である。大学の授業は長年板書が中心になってたが、この方式の問題点として教員が板書する内容を学生がノートに書き写し、あたかも勉強したような気分になることである。本来授業では教育内容をリアルタイムで理解し、履修者の知識定着および能力向上を計らなくてはいけない。そこでの解決策として、授業レジメを事前に学生に配布(書き写す必要なし)し、そのレジメをiPadにて表示し書き込みながらZoomの画面共有する方法を採用した。 ■ 実績や成果 対面授業の時からこの方式を用いてきた。オンライン授業になった場合、Zoomに同じホストとしてiPadを接続すれば画面共有が可能である。学生からはかなり高評判であった。 ■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか iPad画面共有方法を模索し実現するのに苦労した。 ■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無 ■ 関連する論文やブログ等があればURL ■ お役にたてそうと思うご相談分野 オンライン授業、効率的な授業運営、Zoom、書き込みながらの授業運営 ■その他 地域: 日本、東京 役割: 大学教授 規模: 学生数9500名、授業履修者数年間400名。